コルクの豆知識
裏側のEVAのかたさって、重要なの?
■コルクマットの特徴・仕組み
1.コルクマットは沢山あって、よくわからない。と感じていませんか?
2.なぜコルクマットの裏面にスポンジがあるの?
3.コルクマットのジョイントの仕組み:大きさ
4.コルクマットのジョイントの仕組み:数
5.コルクマットのジョイントの仕組み:形状
6.EVAスポンジとコルクの接着方法(比較)
7.裏側のEVAスポンジの仕組み
8.コルクマットは、なぜニオイがひどいの?
9.裏側のEVAのかたさって、重要なの?
10.コルクの厚みって、重要なの?
11.表面のコルク、大粒?小粒?
EVAスポンジは、コルクマットにおいて大切な役割を果たします。
コルクのわれを防いで、クッション性を保つからです。
写真は簡易コルクマットの凹み試験です。(2008年計測) 底面Φ10に5Kgの重しをのせてへこむ量を計測しています。
左写真: 当店の旧タイプのコルクマットで凹みは約2.5mmです、(当店の物が硬いと言われた理由が分かります)
右写真: 流通している柔らかいコルクマットで凹みは約6mmです、7mm厚みのコルクマットで6mm凹んでいます。(残り1mmです、凹んだ縁部分では小さなヒビの発生が確認できました)
EVAスポンジがやわらかすぎると、コルクマットを踏んだときに 沈み込みが大きくなるので、当然上のコルク内部のゆがみも大きくなり割れる原因になります。
つまり、スポンジにある程度のコシ(かたさ)がないともちません。 コルクマットを踏んで使うということは、へこんでゆがむときに 伸びと縮みが発生します。 この「伸び」が発生することでわれにつながります。 EVAスポンジがかためのほうが、沈み込みがすくなく コルクのゆがみが少なくなるので、コルクが割れにくい傾向にあります。
■ 粗悪なコルクマットのメクレのメカニズム
コルクマットは繰り返しふまれる事でコルク表面に小さなヒビが入り、だんだんと大きな亀裂に成長し、最後にはコルクがメクレる事になります。
当店のコルクマットに使用しているパワフルコルクは曲げ割れにとても強いコルクです、コシあるEVAスポンジと組み合わせ、赤ちゃん~お年寄りの幅広い年齢層で使える、柔らかすぎず硬すぎないコルクマットを目指しました。(当然旧商品より柔らかくしています)