コルクの豆知識
パワフルコルクの性能試験(キャスター試験)
キャスター付き事務椅子でコルクマットのへこみ試験を行いました。
※「ニューコルク」とは、パワフルコルクの前身のブランド名です。
試験方法
- 市販の事務椅子(5股、双輪タイプキャスター) 約9kg
- 各キャスターに均等荷重が働いているとして、1箇所のキャスターの沈みこむ深さを計測
- 男性被験者A 体重約75kg
- 女性被験者B 体重約47kg
- 体重をかけて椅子に座り、沈み込みの量を計測します。
この寸法差が少ないほど、コルクマットの沈み込む深さ(へこみ)が少ないことになります。
実験の様子
- 実験(ニューコルク + 被験者B女性)
- 実験(従来コルク + 被験者B女性)
- 実験(ニューコルク + 被験者A男性)
- 実験(従来コルク + 被験者A男性)
- 小学生や女性の体重なら、へこみは気にならない程度でおさまる事がわかりました。
- 体重や使用イメージで不安がある場合は、無垢のコルクマットを使ったほうが安心できそうです。
- 普通のコルクマットは、ニューコルクマットの約2倍の沈みこみが確認できました。
ニューコルクのコルクマットを敷いて、被験者Bが事務椅子に座る。
上写真: 0.8mmの凹みは、大人の男性がコルクマットの上を歩く時に近い数字だと思います。
人間の足裏表皮が柔かいため、コルクマットの表面に面加重として力を分散する傾向があります。
従来のコルクマットを敷いて、被験者Bが事務椅子に座る。(総合計56kg)
ニューコルクのコルクマットを敷いて、被験者Aが事務椅子に座る。(総合計85kg)
従来コルクマットを敷いて、被験者Aが事務椅子に座る。(総合計85kg)
上写真: 写真ではわかりづらいですが、85kgの荷重が働いたコルクマットに亀裂が入りました。
この動作のくり返しにより、コルクがボロボロと剥がれることにつながります。
考察