脱衣場でコルクマットを簡易な方法で敷詰める手順を紹介します。
個別の作業は別ページで詳しく紹介しています。

■ 脱衣場スケッチ
・　 敷詰める部屋のレイアウト、寸法をスケッチします。
レイアウト用紙はこちらからダウンロードできます。
・　脱衣場（敷詰める部屋）の大きさを書き込みます、洗面台、洗濯機、ドアなどを書き込みます（赤線）
・　コルクマットを敷詰める部分の大きさを書き込みます（青線）

■　 簡易敷詰めの方法を紹介します。
コルクマットの簡易敷詰め方法の詳細はこちらから参考にしてくだだい 。

1．2．　　Before 脱衣場　施工前

3．　この作業は簡易敷詰めで行うため、2つの基準面を決めます。
・　1.2.3は同一の部屋（脱衣場）です。 　敷詰める前に、床の掃除を行ってください。
ポイント）　敷詰める面の出っ張りが少なく、良く見える面を基準にします
4．　コルクマットと道具を準備します。 　　　使用する道具の詳細はこちらから参考にしてください。

5．　基準面の角にコルクマットのコーナーパーツと、サイドパーツを基準面に合わせ敷いて行きます。
6．　コルクマットのコーナーパーツと、サイドパーツ敷けるだけ敷きます。

7．　コルクマットのセンターパーツを敷けるだけ敷きます。
8．　洗面所（赤枠）の敷きつめはコルクマット敷詰め（幅を切り揃える）の詳細はこちらを参照ください。

9．洗濯機（赤枠）の敷きつめはコルクマット敷詰め（家具等を避けた貼り方）の詳細はこちらを参照ください。
10．風呂場ドア（赤枠）の敷きつめはコルクマット敷詰め（ドア周りを避けた貼り方）の詳細はこちらを参照ください。

11．出隅部分（凹凸）の敷きつめはコルクマット敷詰め（出隅の貼り方）の詳細はこちらを参照ください。
12．風呂場ドア部部分の敷きつめた細部です。

13．14．15．16．　After　脱衣場のコルクマット敷詰め完成です。

コルクマットの特性で若干凸になっています。
光の関係でジョイント部に色のうすい筋が見えますが使用するとコルクマットがフラットになりジョイント部の色のうすい筋はわからなくなります。

今回は部屋の端まで奇麗に敷詰めます。
洗面所の端までコルクマットを敷く手順を紹介します。

1.　洗面所の端まで敷詰めます。
2.　洗面所の端部に曲尺の端部にあて、矢印のコルクマットのジョイントの谷部分の寸法を測ります。
(2枚のサイドパーツ・1枚のコーナーパーツの幅を切り揃えます）
ポイント）　正確に切り取る部分を印をするため、曲尺がコルクマットと平行になるようにしてください。

3．　2．で測ったサイズで（サイドパーツ・コーナーパーツ）を切断します。
・　コルクマットのジョイントの山部分の寸法をで切断します。
ポイント）　カッターで切断する時は少し刃を寝かせさがらゆっくりと、力を入れて切断してください。
4．　完成です。
洗面所周りにコルクマットをきれいに敷くことができ、ジョイントが分からないほど奇麗に仕上がっています。

今回は部屋の一角に重くてずらせない家具等を避けてコルクマットを敷詰める方法を紹介します。
洗濯機の足部分を避けてコルクマットを敷く手順を紹介します。

1． 洗濯機の足部分を避けてコルクを敷きます。
2.　洗濯機の足の部分に曲尺の端部にあて、矢印のコルクマットのジョイントの谷部分の寸法を測ります。
(1枚のコルクマットの幅を切り揃えます）
ポイント）　正確に切り取る部分を印をするため、曲尺がコルクマットと平行になるようにしてください。

3．　2．で測ったサイズでコルクマットを切断します。（1枚カットします）
ポイント）　カッターで切断する時は少し刃を寝かせさがらゆっくりと、力を入れて切断してください。
4．　切り込んだコルクマットを敷きます。

5．　切り込む出隅を計測します。
・〇印のコルクマットのジョイントを同様に少しずらしコルクマットをつなぎ合せます。（動かない定度にはめ込みます）
・洗濯機に曲尺をあて、切り取る出隅の幅をペンで印をします。
・2．で同様にコルクマット幅を切り揃えル寸法を測ります。
6．.　5．で測ったサイズでコルクマットを切断します。（1枚カットします）

7.　壁部分に曲尺の端部にあて、矢印のコルクマットのジョイントの谷部分の寸法を測ります。
(1枚のサイドパーツの幅を切り揃えます）
8．　7．で測ったサイズでサイドパーツを切断します。（1枚カットします）

9．　完成です。
洗濯機周りにコルクマットをきれいに敷くことができました。

今回は風呂場のドア周り部分を避けたコルクマットの敷き方を紹介します。
今回はチョット難しいかもしれませんが頑張ってください。

1.　風呂場のドア周り部分を避けてコルクを敷きます。
2.　コルクマットの幅を切そろえます。(3枚のコルクマットの幅を切り揃えます）
・ドア敷居に曲尺の端部にあて、矢印のコルクマットのジョイントの谷部分の寸法を測ります。
ポイント）　正確に切り取る部分を印をするため、曲尺がコルクマットと平行になるようにしてください。（複数の場所の計測を進めます）

3．　2．で測ったサイズでコルクマットを切断します。（3枚カットします）
ポイント）　カッターで切断する時は少し刃を寝かせさがらゆっくりと、力を入れて切断してください。
4．　切り込む出隅を計測します。
・〇印のコルクマットのジョイントを同様に少しずらしコルクマットをつなぎ合せます。（動かない定度にはめ込みます）
・ドア敷居に曲尺をあて、切り取る出隅の幅をペンで印をします。
・凹凸部を計測してコルクマットに印をします。

5．　4．で計測して印をしたコルクマットをカッターで切断します。
6．　切り込んだコルクマットを敷きます。
ポイント）　　1カ所ずつ順番にカットして敷き詰めてください。

7．　完成です。
風呂場のドア周りコルクマットがきれいに敷くことができました。
応用として、重い家具等を避けて、コルクマットを敷詰める方法に使えます。

今回はどんな部屋にも数箇所はある、出隅部分（凹凸）のコルクマットの合わせ方を紹介します。
マスターするととても奇麗に貼れます。

1.　出隅の測り方
・〇印の部分のサイドパーツのジョイントを少しずらしコルクマットをつなぎ合せます。（動かない定度にはめ込みます）
・曲尺を出隅の端部にあて、切り取る出隅の幅をペンで印をします。　(大き目の三角定規でも代用できます）
2.　反対側も曲尺を出隅の端部にあて、切り取る出隅の幅をペンで印をします。

3.　曲尺を出隅の端部にあて、切り取る出隅の深さをペンで印をします。
4.　1、2、3で印をした切込み位置をカッターで切断します。
ポイント）　カッターはゆっくり動かし１度で切ると、切り口が奇麗に仕上がります。

5.　 1、2、3で印をした切込み位置をカッターで切断します。
6.　出隅の部分を切り込んだコルクマットを敷きます。　　手間をかけた分奇麗に仕上がります。

今回はプロの敷詰め方で、より奇麗に敷詰めるプロの方法を紹介します。
敷詰める部屋の寸法をレイアウトをスケッチします。
レイアウト用紙はこちらからダウンロードできます。

1.　レイアウト用紙に敷詰める部屋の間取りを書き写します。
ポイント）レイアウト用紙の上に部屋を書く時、　部屋隅のコルクが均等になるように部屋を書きます。

2.　レイアウト用紙のマス目がコルクマットの大きさになります。
・　マス目を数えることでコルクマットの必要枚数がわかります。
・　センターパーツの枚数　117枚（すべてセンターパーツを使用）
ポイント）　　部屋寸法によってはコルクマットの使用枚数は効率的に減らすことが出来ますが何枚か予備を見た方が良いと思います。

3.　敷詰める部屋の中部に上図のように仮貼りを行います。
ポイント）　3の寸法がほぼ均一になるように位置を調整します。位置を調整する時コルクマットが曲がらないように設置してください。

4.　中央部分のコルクマット（センターパーツ）を敷詰めます。
ポイント）　カット無で、敷詰めれる部分のみ貼ります。

5.　5の片面からセンターパーツを切り揃えて、はめ込みます。
6.　6の片面からセンターパーツを切り揃えて、はめ込みます。
・　　同様に5、6の対角の面も切り揃えて、はめ込みます。
ポイント）　敷詰めは片面ずつ仕上げてください。

7.　接合部のジョイントを丁寧にはめ込み、コルクマットつら面を合わせてください。

コルクマットを簡単に隅々まで早く敷詰める方法を紹介します。使用するコルクマットです。

敷詰める部屋の寸法をレイアウトをスケッチします。
レイアウト用紙はこちらからダウンロードできます。

1.　レイアウト用紙に敷詰める部屋の間取りを書き写します。・基準面を2面決めます。
（敷詰める面の出っ張りが少なく、良く見える面を基準にします）

2.　レイアウト用紙のマス目がコルクマットの大きさになります。
・マス目を数えることでコルクマットの必要枚数がわかります。
・コナーパーツの枚数　　4枚（基準面の角および、他の3角面にコーナーパーツを使用）
・サイドパーツの枚数　　38枚（各基準面および、他の壁2面側にサイドパーツを使用）
・センターパーツの枚数　88枚（残りの面にセンターパーツを使用）
・部屋寸法によってはコルクマットの使用枚数は効率的に減らすことが出来ますが、サイドパーツ、センターパーツは何枚か予備を見た方が良いと思います。

3.　敷詰める前に床の掃除を行ってください。
・コーナーパーツを最初に基準面の角に置きます。
・サイドパーツを基準面に敷いて行きます。
・敷ける部分をとりあえず敷きます。

4.　中央部分のセンターパーツを敷詰めます。
・敷ける部分をとりあえず敷きます。

5.　コーナーパーツを切り揃えて、はめ込みます。
ポイント）右上の角部コーナーパーツはサイドパーツを敷いた後に切り揃えます。

6.　サイドパーツを切り揃えて、はめ込みます。

7.　お疲れ様、完成です。

コルクマットを敷詰めるために、あれば便利で早く奇麗に仕上がる道具を紹介します。
下の写真はコルクマットを敷詰めるとき使っている道具です。

■　コルクマット　敷詰め準備道具

1.　カッティングマット：　コルクマットをカッティングマットの上でカッターで切断する時に床を保護します。大きさは50ｃｍ以上の物があると便利です。　（ベニヤ板でも代用できます）

2.　直尺：　コルクマットをカッターで真直ぐに切断する時に使います。寸法を測るために使います。長さが50cm以上で金属製の物あれば便利です。

3.　曲尺：　2辺が直角になっているため、コルクマットに切込みの印をつけたり、コルクマットを直角に切断する時に使用します 。

4.　コンベックス（メジャー）：　部屋の寸法を測るのに使用します。5ｍ前後の物が使いやすいです。（ブレーキ付をお薦めします！）

5.　ペン：　切断位置に印をする時に使います。水性は後で水で拭取ることが出来ます。（メーカによって消えないものがあります・・・目立たない場所で確認してください）

6.　カッター：　コルクマットの切断に使用します。コルクマットを切断する時は大型のカッター（Lサイズ）が作業が楽です。

7.　ローラー：　コルクマットのジョイント部分をローラーで押さえ高さを整えます。敷く枚数が多い場合ローラーで早く奇麗に仕上げることが出来ます。普通は指で十分です。
（ご使用中に、ジョイント部が踏まれる事で、ジョイント部が目立ちにくくなります）

左写真： コルクマットのカット作業の様子。　右写真： コルクマットの目地をローラーで整えている様子。
ポイント）　　100均でも売っていますがすぐに壊れます。 この写真の物でベアリング入りローラーで500円ぐらいでした。（ホームセンターで購入したものです。）

フローリング用のワイパーは使えません。
理由は、表面がフローリングのようにすべらないからです。つんのめります。引っかかります。

どうしても気分が悪いときは、雑巾で押さえるように拭きます。
ゴシゴシ往復して拭いてしまうと、表面のコルクがはげます。

水洗いをするときも同様です。ゴシゴシこすらずに流水を掛けるのがポイント。
また水洗いをすると、コルクによっては乾くとシミのようになることもあるので、不安な場合は、洋服と同様に端で試してから洗うのも得策です。

（切り口がガタガタにならず、まっすぐきれいに切ることができます。）

カッターマットや定規などを準備してから、落ち着いてカットしましょう。
またカッターを使うので、小さいお子様が近くにいないことを確認して、
安全対策を万全に行ってくださいね。