コルクの色あせについて、実験をした結果
コルクボードやコルクマットをご検討の際に、ときどき聞かれるのが
「コルクの変色について」です。
コルクの変色は普通、汚れか日焼けかどちらかですが、目立つのは日焼けによる色あせです。
以前に一度ブログ記事でご紹介したのですが、実際に、1ヶ月間の日焼けテストがおわりましたので、わかりやすくご紹介します。
コルクボードは、窓際において紙など掲示物をしばらく貼り付けておくと、はがした部分だけ色が残っている、というケースが多いです。
理由は、紫外線によって退色するから。それを強制的にテストしてみました。
こちらは、コルクボードに使っている大粒コルク(普通コルク)。
1ヶ月間で右側のように白くなっています。
- 左側:冷暗保管のコルク検体
- 右側:屋外で1ヶ月間、太陽で日焼け試験したコルク検体
パワフルコルクでも、ほぼ同様の結果が出ました。
つまり、まだ未発売ですが、もしコルクマットを購入する際、1つの部屋で買い増し・施工作業をしようと思ったら、日焼けで色が少しちがってくる可能性があるということです。もちろん、コルクは天然素材ですし製造ロットによっても少しずつ変わってくることは容認していただく必要がありますが、こういった経年変化も考慮しなくてはいけないということですね。
自然素材には特性があり、製品になっても変わり行く姿がまさに生き続けているような感じです。大事に長く使って、その変化を「味」ととらえてもらえるよう愛着のわく商品を出していきたいものです。
この試験は、一連の流れを豆知識ページでもご紹介できればと思っています。