コルク専門店のオリジナル商品で、お悩みの解決方法をご提案いたします。

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コルクの歩留まりと捨てること、そして資源化へ


コルクは、布生地とはちがい、原板のシートサイズが決まっています。
もちろんロールコルクという長ーいシートもありますが、通常コルク商品を作るときには使いません。
ですので、いろんなコルク商品を作ると「余り」が出てくるわけです。
コルクの切れ端がすべて商品になればよいけど


当店ではこの「余り」部分が出ないように、なるべく無駄なく製作してコスト計算をしています。
専門用語でいうと、「歩留まり良く使う」ということです。
もちろん、効率よく使う、ということが最重要課題ですが、もったいないからです。

なぜかというと、コルクは商品によっていろんな厚みの材料を使います。
しかも、コルクは「厚み=コスト」というのが明確な素材。
ですので、20mm、30mmといった厚みがあるコルク素材は、端を切っただけでも捨てるのがもったいないほど良質のブロックになります。

でも、実際に1mm2mmの差が出ると、コルクキューブのような商品にはできませんし、かといって、新しい商品を試作するための材料にもなりません。

ただ、最近当店でヒントになることがあります。
それは、昔、お客様から「素材を分けてほしい」というお声を何件かいただきました。
それを参考にさせていただき、キューブコルク栓の販売を開始しました。

コルクシートの販売も、一時期は考えたのですが、用途によって使う面積があまりにちがうのでこちらはペインティングです。
すると・・・1ヶ月もしないうちに何件か売れてしまいました^^;
私がいかにサボっていたか・・・ということになります。もともと社内にあった素材を求めているお客様がいるのに。

コルクは、商品だけでなく自分で加工して使う方もたくさんいます。しかも個人の趣味で。ですので、こういった方々に必要とされるコルク材料(端材)を、お得にご提供できないかと考えています。

今、セット量や価格なども具体的に検討に入る予定なので、ページでのご紹介はもう少しお待ちくださいね。