コルク屋本舗の商品の生まれ方
当店の商品は、ほとんどがオリジナル商品です。
インソールやコルクマットなど一般的な商品にしても、工夫とアイディアが詰まったもの。
コルク屋本舗での商品のでき方をご紹介します。
基本的に、スタッフが使わないで販売する商品は皆無です。
コルク商品は試作を簡単にでも作って、それを実際に1ヶ月以上使ってみます。
デザインは良くても機能的に使いづらいもの、
またその逆の場合もありますが、そのときは開発にフィードバックして修正してもらいます。
私は使うほうの担当なので好きなことをいえますが、製作ができない分だけ責任あるレビューが必要です。
一方、試作を繰り返して、細かい部分を修正するまでは、
正式な発注はできないので、開発担当としては何度も書き修正し、を繰り返します。
製作が開始されると、まず手作りだった試作品を製造担当者が形にして、
細部に問題がないかどうか、何度もチェックをし、実際に使ってまたチェックをします。
ここで、試作と販売それぞれのポリシーみたいなものがあります。
それは、
「ただコルクであればいい、というわけではなく、コルクにする意味があるものを作る」
ということ。
市販品をどれだけでもコルクに置き換えることはできますが、
コルクだからこその機能が生きる商品を目指して展開しています。
私は「コルクだから何?」ということを、よく使いながら開発時に訪ねます。
でもそれに私自身も応えられない以上、ホームページで紹介のしようがありません。
自分にとって1mmで「これはいいかも」という気持ちが芽生えた時点で、
初めて「いいと思います」という言葉が素直に出るんだろうなーと感じます。
今は当サイトでは欠品も多く、おかげさまでお問合せもよく頂くのですが、
試作品ができたからといって「じゃ、販売!」とはならないことをどうかご理解ください。
私は今、インソールのモニターを行っていますが、
この暑い季節に毎日同じ靴を履いて試用しています。
過酷な環境でどのくらい耐えられるかの試験をしている最中です。
自分達が販売するものに責任を持ちたいので、
販売にはもう少し時間がかかると思いますが、気を長くしていただきお待ちくださいね。