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コルクの豆知識

コルクの厚みって、重要なの?

■コルクマットの特徴・仕組み
1.コルクマットは沢山あって、よくわからない。と感じていませんか?
2.なぜコルクマットの裏面にスポンジがあるの?
3.コルクマットのジョイントの仕組み:大きさ
4.コルクマットのジョイントの仕組み:数
5.コルクマットのジョイントの仕組み:形状
6.EVAスポンジとコルクの接着方法(比較)
7.裏側のEVAスポンジの仕組み 
8.コルクマットは、なぜニオイがひどいの?
9.裏側のEVAのかたさって、重要なの?
10.コルクの厚みって、重要なの?
11.表面のコルク、大粒?小粒? 

コルクマットのコルク部分の厚みは、厚くするほどにコストが高くなります。

一番の理由はコルクマットを長持ちさせる事が大きな目的です。
安価なコルクマットを購入してキッチンマット代わりに使用したら2週間頃からコルクがメクレはじめ、数ヶ月でぼろぼろになり汚くなり捨ててしまった。(水周りの用途では極端に耐久性が下がります)
これは極端な例かもしれませんが、お客様から聞いたお話の一例です。
普通コルクで作ったコルクマットは使用状況で変わりますが、コルクにヒビが入りめくれてきます。

コルクの厚みを厚くする(もしくは厚いことをアピールしている)のはいくつか理由があります。

1. コルクの本来のクッション性を感じる事ができます。
コルクの性質として、コルクの細胞には空気を蓄えているため、
コルクの細胞が多い=コルクが厚いことで、クッション性が増す傾向にあります。
コルク本来のクッション性は適度な硬さの中で反発するコシになります。
好みにもよりますが、コルクが厚くなると固めのコルクマットに仕上がります。

2. 耐久性を増すことができるから。
同じ使用状況なら、長持ちするほうが良いですよね。
上から踏んで使うことを考えると、同じ体重がかかるとしたら
厚みが厚いほうが力が分散され、コルクにかかる負担が小さくてすみます。

3. 薄いよりも厚いほうが、品質が良いと思われるから。
コルクが沢山使われていることで、高級感をPRすることができます。
イメージ戦略の一環ですね。

つまり、普通コルクマットの厚みだけを問題にするなら、厚いほうが良いという結果になり、
但しコルクマットに求められる用途に適したクッション性は別問題にされます。

当店のコルクマットに使用しているパワフルコルクは1mmの厚みですが、曲げ割れにとても強いコルクで、風合いはもちろん用途に適した、クッション性、耐久性のバランスがとれたコルクマットです。
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