コルクについて
コルクの特性2 吸音性

コルクには、コルクには1立法cmあたり、4200万個もの微細な気泡が含まれています。
気泡とは、空気の粒のことです。
このため、音や衝撃をやさしく吸収。
ホールや図書館など、特に静けさが必要な空間でも、抜群の吸音・防振効果を発揮します。
実際にこのような場所でコルクが利用されています。
ただ、吸音が優れているコルクだけに、大げさに書かれていることも事実なんです・・・
実際に「足音が軽減できる」「階下に響きにくく安心」といったセールスコピーも。
でも実際には、音の聞こえ方というのは建物の構造に大きく起因しているものです。
ですからコルクマットを応急処置的に敷いたからといって、その瞬間から音が止まるわけではありません。
騒音レベルで言うと、1段階程度しか軽減されないのが実情です。(1段階=10から20dB程度。)
また吸音というのは、消音とは異なり、音波エネルギーが弱まることをいいます。
コルクの特性1 断熱性
コルクはコルクマットなどの床材として使われることも多いですが、
その理由として、他の一般木質床材に比べて保温性が高く、床表面温度が下りにくいのが特徴です。
そのため、足裏が触れた時の放熱効果(熱をうばい、ヒヤッとした感覚)を解消してくれます。
また、コルクは表面がベトベトしにくいため、夏場でも快適です。
夏場、フローリングの場合は、足裏の汗や脂でネチョッとした感覚があり床も汚れやすくなりますが・・・ それも心配無用です。
コルクの熱伝導率は、断熱効果は毛布とほぼ同じ。
放熱はもちろん、外部からの湿気の侵入を効果的に防ぎ適温を維持するので、冷暖房費の省エネ化にも貢献できます。
ですから、コルクマットなどの人気が継続しているわけですね。
家庭では床が一番冷えますし、コルクマットをフローリングに敷くことで
床暖房が不要になったり、足裏の感触がよくなったり、2つや3つの恩恵はササッと受けることができると思いますよ。
通常のコルクは、なぜ表面がザラザラするの?
市販のコルクマットなどのコルク部分の表面を、繰り返しさわっていると
表面にザラつきを感じる傾向にあります。 (言い換えると、ボロボロしてくる)

それは、コルクをさわっているうちにコルク粒や接着剤がはがれてくるからです。
これにより、ザラッとした感触に感じます。
その理由は、コルク粒が小さくはがれやすくなっているため、接着剤の面が露出しやすいのです。
また、安価な接着剤などを使っているコルクマットの場合、これにより触れている手などに違和感を感じる人もいるようです。
当店のコルクを加工する際には、コルクと接着剤の硬さを同程度にしているので、
触れていても違和感がなく、表面になめらかさを感じます。
また、そのおかげで曲げに強くしなやかなコルクになっているのです。
コルクが環境にいいといわれるのは、なぜですか?-当店のコルク編-
コルク屋本舗の製品は、コルク栓を抜いたあとの残り素材から製造されます。
ということは、製造時の廃棄物量が軽減でき、端材や樹皮はコルク粒へと加工されています。
コルクは8-9年に一度のサイクルで、樹皮の採取が許可されています。
それは、樹皮の厚みがその年月をかけて厚みを増すからです。(ワインの栓が作れる厚み)
コルクの木はだいたい樹齢200年といわれ、8-9年間隔で繰り返し樹皮を採取できます。
また、樹皮を取るには寿命がきた木でも、コルク樫の木は硬く品質が良いので、
最終的には家具などに使われてるのだそうです。
最後の最後まで、生かされています。
コルクが環境にいいといわれるのは、なぜですか?
その理由は、コルクを作るときは木を伐採しなくても素材が取れるからです。

コルクがしの周りの樹皮をはがすことで、素材を採取できます。
また、この樹皮は7-8年サイクルで成長し、またはがすことができるまでに育ちます。
ですから、数十年間はサイクルで同じ樹木から採取が可能なのです。
樹木を伐採することを考えると、非常に効率がよくCO2吸収にも役立っています。
森の樹木の本数を変えることなくコルクが生まれることになり、環境には良いのです。これなら、コルクは炭素の固定化にも貢献していますよね。
コルクの産地、TOP3って?
主な産地としてはポルトガルで全世界生産量の70%を生産しているんです。
そのほかにはスペイン、イタリア、モロッコ、中国などで生産されています。
当店は、輸送の際のCO2排出なども考えて、中国から輸入したものです。
※輸入しているのは、原料になります。(2008年9月時点)
ときどき、「中国でコルクなんて、生育しているわけがない!」と記載している
販売サイトがあるようですが、これは違います・・・
実際に、当店が中国のコルクを輸入して日本国内の工場で製造しているのですから(汗)
ポルトガルと中国のコルクの違いは、「層の厚み」といわれます。
層の厚みが違うことで出る影響といえば・・・一番に思いつくのは、コルク栓のように層の厚みを利用して製品をくりぬく場合でしょう。
私たちが使うコルク製品を作る際は、コルク層を一度粉砕していますので性能に大きな違いが生まれるわけではないのです。
コルクは、どうやってできているの?
コルクは、「コルクガシ」というカシの木の一種の木の皮から作られています。
この樹皮には、層が形成されており、この樹皮を分厚くはぎとって、くりぬいて使います。
今でこそ機械化が進んでいますので、ワインの栓などをくりぬくのはそれほど苦労はありませんが、
当店で調べてみても、古来の製法を見つけることはできませんでした。
それほど大差がないのかもしれませんね。
コルクマットなどの板状のものを作る場合は、この樹皮を粉砕して
コルク粒を接着剤で固めることで成型しています。
なぜコルク専門店なのか?
弊社代表の八十田です。私は元々機械装置の開発を20年行っていました。
前職は機械の開発・設計を20年しており、その間新しい用途・環境に対応させる装置を開発するためには、素材の重要性を感じていました。
機械開発は、経験から来るアイデア・メカニズム等も重要ですが、素材特性を活かす事で飛躍的に装置性能が向上する事を前職で経験していたのです。

その後、さまざまな企業とともに環境技術のコンサル行い、システム・装置を開発していた時、ある人との出会いがありました。
今もその方は弊社の技術顧問恩師として相談にさせてもらっている間柄です。

そのころ私の考えとしては、(いまさらコルク)という感じでした。
その方と会う前に、事前にコルク全般の事をインターネットで調べ、準備を整えて打合せに臨んだのです。
私自身のその時のコルクに関する知識は、ワインの栓、コルクボード、床材に使われている事ぐらいしか知識がなく
コルクの風合が良い、すぐにボロボロに崩れる事しか知らなかった。

インターネット調査、私の知識をはるかに超える素材でした。
ある面、私の調べた事が裏切られる性能でこのコルクに魅了され引き込まれていきました。
コルクの風合、手触りは残し、強靭で成型ができる、
環境設計も素晴らしく、使わなくなったコルクを何度も再生できる、
リサイクル性が非常に高い、
安全性が高い、人間に害になる物を一切含んでいない・・・等
その日すごく興奮し、気分が高揚した日でした。
数日間コルクに関して多方面から調べていきましたが、すごいコルクと確信し、取り扱う事にしました。

コルク素材は環境性能が高く前面に出して販売したのですが、以前に環境商品を商品化し
販売する際リサイクル性を前面に出しても売れない事を経験していました。
この新しいコルク素材に機能を持たせ、お客さまの悩み事を解決、お客さまが求めている性能を前面に提案するコンセプトで進めることにしました。
このコルクを商品化にあたり、「長く使える商品を作ろう」と決めたのです。

最近では、「地球温暖化」「二酸化炭素」「エコ」といった言葉がメディアで連呼されてはいるものの、
実際にコルクを使うとなると「もろい」「長持ちしない」「ワイン栓しか知らない」人が多い現状。
コルク建材等は商品の寿命が来ると廃棄され、長期使う事が出来ない素材としてある意味で嫌われてきた部分があります。
そして、実際販売をさせていただくにあたり、お客さまの目は厳しくなる一方で、
「性能が求める機能を達成して、それで価格はどうなのか」という方が多くなる傾向にあります。

コルク粒はコルク栓を打ち抜いた残りを粉砕した物です。
コルク栓を作るためにコルク粒が生産されていますが、肝心のコルク栓はワイン等の中身が空になると廃棄される物で非常に短命のサイクル品で、
残念に思います。
コルク粒を用いてリサイクル品を作る場合も繰り返し使え、商品自身を丈夫に、耐久性を持たせた作り方をする事で、
本と運意味での環境負荷の低減になると確信しています。
私は機械の開発を20年近く従事し、私の経験で得た知識と、新しいコルクの素材をあわせることで、
このコルク素材がもっと新しい可能性を生み出す事が出来ると思い取り組んでいます。
コルク素材に何かを混ぜる事で新しい機能が追加されたり、コルク素材と貼り合わせると新しい機能を持った複合材が生まれます。
日々、いろんなコルクの可能性を研究開発も進めています。
日本には、いつごろからコルクはあるの?
実は、けっこう最近だったりするんですね。
コルクが日本に入ってきたのは、明治時代の初期といわれています。
やはり、ビン類の栓として使われていたそうです。その後、時がたつごとに、急速に普及したようです。
最近では見かけませんが、ビール瓶の栓にも使われていたことがあるんですよ!
今では王冠が主流ですが・・・
コルクは、どこで生まれたの?
最初に発見されたのは、ギリシャのようですね!
ギリシャのある哲学者が、コルク樫の樹皮をはがしてみると、新しいものが早くできることを発見したそうです。
これが、コルクの木の皮が繰り返し使える、という原点なのですね。
コルクの木は、一般には、地中海から大西洋にかけて、生息しています。
主にイベリア半島の沿岸地域に広くあるそうです。
国でいうと、ポルトガル、南フランス、北アフリカがそれにあたります。
コルクはブナ科のコルク樫という木の皮を使います。
この木は、とても特殊な環境下で育つので、日本にはないみたいです。
コルクは、どうやってできているの?
コルクって、ちゃんと加工されてるんですよ!知っていましたか?
コルクを作るには、コルクガシという木の皮を使って作ります。
この樹皮には、層が形成されているんです。
この樹皮を分厚く剥ぎ取り、くりぬいて作ります。
くりぬいたり、樹皮をはいだりすることは今でこそ機械化が進んでいますが、
どれだけ調べても、古来の製法は特に見つけることはできませんでした。
ということはそれほど製法自体、今と昔では大差がないのかもしれませんね。
コルクは本来、何に使われていたの?
コルクの本来の用途は、やはりビンや樽のフタだったようです。
これがローマ時代になると、コルクに保温性がそれほどないことから、
ミツバチの巣箱に採用することが勧められたこともあったそうです。
保温性がそれほどないというのは、いい意味で、熱がこもらないということなんです。
同じ頃、コルクは屋根材としても珍重されたみたいです。
これは、今でも北アフリカ地方で使われている伝統技法なんだとか。
漁業関係では、ブイ(浮き)にも使われていたそう。確かにコルクは、軽くて浮きやすそうですよね。
コルクは昔から生活用品、船舶漁業用品などから居住用品にアイテムが広がって行きました。
コルクはもともと自然の素材ですが、もともとは、使われ方も自然と密着していたのかもしれませんね。
コルクには2000年の歴史が!
コルクには、とても長い歴史があるようですね。
その歴史は、古代ギリシャからなんだそうです。
最初は単純なビンの栓などに使われていたそうですが、そのほかにも、生活用品や工芸品などにも使われています。
その後、時代は流れ、産業革命後になっても、その機能が重要視され、
工業的にも、コルクは大活躍だったそうです。
今でこそワインで身近に感じるコルクですが、もともとは同じ使われ方だったみたいですよ。
4000年も前から、という説もありますが、ここでは2000年という説を採用いたしました。











