コルクの豆知識
アイロンで貼るコルクシート 使い方【初級】
アイロンで貼るコルクシート 使い方をご紹介します。
ここでは、初めてでもわりと簡単にできそうなUSBメモリにコルクシートを貼り付けてみます。
小さいものですが、くるっと巻くところがうまくいけばシワもできずきれいに貼り付けができると思います。
- 道具を準備します。コルクシート以外は付属していないので、ご準備をお願いします。
- カッターマット・・・コルクシートカットのため
- ボンド(G17)・・・接着用
- へら・・・ボンドを均一に広げるため
- まな板(作業ボード)・・・アイロンを使う作業台として
- 柄付きやすり・・・※あれば便利
- アイロン・・・コルクシート熱着のため
- はさみ(大)・・・コルクシートカットのため
- はさみ(小)・・・コルクシートカットのため
- 定規・・・コルクシートカットのため
- ペン・・・コルクシートにしるしをするため
- カッター・・・コルクシートカットのため
- 紙やすり・・・コルクシート表面をなめらかにするため。荒め・細かめがあるとより仕上がりがキレイに
- 貼るものを準備します。今回は、USBメモリを使います。
- コルクシートの使う長さを巻きつけて決めます。キャップは外さないで作業をしています。
- コルクシートをカットしたら、ボンドを均一にへらで伸ばして塗ります。貼り付ける物が小さい場合や上下を同時にくるっと貼る場合はコルクシートにボンドを塗るのがよいです。(USBに塗るのではなく)
少し乾かすくらいがちょうどいいので、あわてなくても大丈夫です。 - コルクシートをくるっと巻きつけるように貼ります。まずは大ざっぱにはみ出した部分を切り、ここでふたと本体を分離するためのしるし(切り込み)もします。
- アイロンで貼り合わせながら細かい部分を調整します。コルクシートが重なると厚ぼったくなるので、そぎ落とします。ふたの頭の部分はコルクシートを折りたたみながらふさぐように貼り付け、余分をカットします。
- アイロンで貼り表面が密着したら、やすりをかけてなじませます。やすりを丁寧にかけると、貼り付けた境目もわかりにくくより一体化した仕上がりになります。コルクシートがなじんだら、カッターでふたと本体に切り分けます。
- 切り離したふたと本体の端部を、余分をカットし紙やすりでなめらかに仕上げます。
- 完成品です。
※USBメモリのお尻部分にはひも通しがついているため、コルクシートで巻かずに仕上げました。
取扱いのポイント
- 初めての方や不慣れな方は、厚手のシート(1mm厚)をおすすめします。やすりで削りやすいため。
- 小物にコルクシートを貼るには、小粒コルクのほうが品よく仕上がります。
- 中粒のコルクは、ナチュラルに、より無骨に仕上がります。
- アイロンでやけどをしないようにご注意ください。
- 当店でアイロンを扱う場合は120から160度にしています。(貼るものの耐熱温度によって変えています)
- コルクをやすりで削ると、粉が出ます。吸い込まないよう掃除などもしていただくとよいと思います。